人間関係【悩みの正体】
「悩み」の正体は何でしょうか?
「悩み」というのは、いかに「自分自身の心のあり方が間違っていたか」ということを教えてくれる信号なのです。
心のことがキチッとわかって、「心の法則」どおり生きていれば、あなたは絶対に「悩み」など持たない人生を送ることができるはずです。
ですから、何か「悩み」があるなと感じたら、心の中に何か間違っていることがあるんだ、ということを明確に知ることです。
法則どおり生きたら、一切、「悩み」はこの世からなくなるのです。
何か間違っているというのは、たとえば「自分の都合だけの自己防衛」や、「他人のことは一切知らない、自分のことしか考えない」と言ったエゴイズムがベースとなった「生き方」のことです。
そのことを教えてくれる信号が「悩み」の正体です。
嫌いと思っていた自分を恥ずかしく思うかもしれません
私たちは「幸せいっぱい、喜びいっぱいで成功していく」「豊かになっていく」ということがすでに約束されてこの世に生まれてきています。
約束されて生まれてきているのに、なぜ、そのようにいかないかというと、その約束された道から曲がってしまっているからです。
非常に大きなポイントをお話しします。
それは、一つのものに「真心」を込めて、「一点集中」してやることです。
あなたが直面している課題や仕事、そこには悩みがあるかもしれません。
しかし、今あなたの目の前にあることに対処するのが、あなたに与えられた役割です。
悩みがあるときは、目の前の仕事に向かいながら、他のことが気になって、頭が混乱し、結局は何も進行せず、またその状態で悩むなんてことになりがちです。
それでも、あなたに与えられている役割、そこに「一点集中」して、雑念を入れずに、「真心」込めて、最後までやりぬく。
このことを、意識してください。
ここで紹介した「法則」は、ものごとの「真理」です。
「こう考えなければならない」とか、「倫理・道徳」と言った「教え」ではありません。
出典:「悩み解決「明快」答(下) 」佐藤康行